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「色」に願いを託す。カラードレスに込められた意味

結婚という人生の節目を迎えるにあたり、多くの花嫁が心を込めて選ぶのがドレスです。

定番は純白のウェディングドレスですが、最近では自分らしさを映すカラードレスを選ぶ方も増えてきました。披露宴やお色直し、フォトウェディングなど、特別なシーンで取り入れられることも多く、白だけにとらわれない、自分らしい装いとして選ばれています。

古くから、色には祈りや願いが込められてきました。たとえば「赤」は情熱を、「青」は誠実さを表す色とされてきたように、それぞれの色が持つ意味は実にさまざまです。

カラードレスを選ぶ時間は、悩ましくも幸せに満ちたひととき。

どんな自分でその日を迎えたいか、どんな想いを未来に残したいのか。色に込められた意味を知ることで、理想の一着がそっと浮かび上がってくるかもしれません。

白が守る伝統、色で描く個性

人生の門出にまとう白いウェディングドレスは、長く「花嫁の象徴」としてされてきました。

純白という色に託されるのは、「清らかさ」「誠実」「新たな始まり」の意。

西洋では、かつてヴィクトリア女王が白いドレスを着用したことをきっかけに、純白が花嫁衣装の定番となりました。日本でも、白無垢に込められた「清らかさ」の意味と通じるものがあり、白のドレスは自然に受け入れられてきたのです。

一方、時代とともに結婚式のスタイルが多様化する中、もうひとつの選択肢として存在感を高めているのが「カラードレス」です。

かつては「白一色」が主流だった花嫁衣装も、今ではお色直しでカラードレスを選ぶのがごく自然な光景になりました。

お色直しは、装いを新たにすることで披露宴に変化を添え、ゲストへの感謝や心配りを伝える大切なひととき。

カラードレスは、伝統と自分らしさを大切にする現代の花嫁たちの理想を叶える存在なのです。

時代と個性を映すカラードレスたち

色には、それぞれ異なる表情と意味があります。

カラードレスに込められた想いや印象を知ることで、選ぶ楽しさが少し広がっていくはずです。

凛とした美しさを引き立て、情熱を纏うレッドドレス

赤は、古くから「情熱」「生命力」「幸福」を象徴する色として、世界中の婚礼衣装に用いられてきました。

例えば中国では、赤は「喜び」や「吉兆」を象徴する色とされ、婚礼衣装にも広く用いられてきました。西洋でも、古代ローマ時代には赤いベールが花嫁を包み、「燃えるような愛」や「子孫繁栄」への願いを表現していたと言われています。

こうした伝統は現代にも受け継がれ、赤のカラードレスは、伝統と自分らしさの両方を表現する選択肢として親しまれています。

純白のドレスのあとに赤色のカラードレスを纏えば、その華やかさと力強い印象が際立ち、見る人の記憶に残る一着となるでしょう。

愛情を象徴し、女性らしさを彩るピンクドレス

ピンクドレスは可愛らしさと上品さを兼ね備えた色味です。

淡いブラッシュピンクには純真さや清楚な雰囲気が、深みのあるローズピンクには成熟した魅力が宿ります。濃淡の違いで印象ががらりと変わるのも、この色ならではの魅力です。

ピンクが華やかな色として広く愛されるようになったのは、18世紀のヨーロッパ。マリー・アントワネットをはじめとする上流階級の女性たちが好んだ「薄紅色」は、優美さのシンボルとして宮廷文化を彩りました。

一方、日本においても桜に代表されるように、ピンクは「はかなさの中の美しさ」として親しまれてきました。十二単に重ねられた淡い色彩のグラデーションには、日本人ならではの繊細な感性が映し出されています。

西洋と東洋、異なる文化の中で育まれてきたこの色は、花嫁の純真さと上品さを伝える装いとなるはずです。

爽やかな存在感を放ち、安らぎを感じるグリーンドレス

自然の中に溶け込むような優しさと、見る人の心を穏やかにするグリーンドレス。

森や草原を思わせるその柔らかなトーンは、ドレスに取り入れることで、ナチュラルで気負わない美しさを引き出してくれます。

日本では「若々しさ」や「生命力」を象徴する色として古くから大切にされてきました。四季の風景にも欠かせない存在であり、「若竹色」「萌黄色」などの美しい呼び名からも、緑に対する日本人の繊細な感性が伝わってきます。

また、緑には心を落ち着かせる効果があるとされ、写真にも自然と馴染みやすい色です。肌の透明感を引き立てつつ、やわらかく印象に残すことができます。

自分らしさを大切にしながら、穏やかな存在感をまといたい。そんな願いにそっと寄り添います。

幸福を象徴し、永遠の幸せを願うブルードレス

澄んだ空や海を思わせる色合いは、季節を問わず花嫁に落ち着きと気品を添えてくれます。

青には「誠実」「平和」「永遠の幸せ」といった意味が込められ、結婚という節目にふさわしい色として世界中で親しまれてきました。ヨーロッパでは「サムシングブルー」として、幸せを呼ぶおまじないにも用いられています。

色の濃淡や素材によって印象が大きく変わる点も、ブルードレスの特徴です。

淡いミストブルーはやわらかな透明感を、深いネイビーブルーは揺るぎない品格を。素材も、チュールやシフォンなら軽やかに、ベルベットやサテンならよりドラマティックに。

クールな印象の中に優しさが漂うブルーは、見る人の心を穏やかにしながらも、花嫁らしい芯のある魅力を引き出してくれる色です。

洗練された大人の魅力を秘めたブラックドレス

モダンで洗練された印象を放つブラックドレス。

色を抑えたその佇まいは、花嫁の内に秘めた力強さを引き立てます。

黒には「エレガンス」「品格」「意志の強さ」といった意味が込められており、最近では海外のブライダルシーンを中心に、あえてこの色を選ぶ花嫁も増えてきました。

ファッションの世界では、20世紀にココ・シャネルが「リトルブラックドレス」を発表したことにより、黒はシックで自由な女性像の象徴に。黒は、シンプルでありながら、着る人の内面を引き出す色なのです。

日本でも黒は、格式や厳粛さを表す色として扱われてきました。例えば黒留袖は、既婚女性の礼装として婚礼の場でも用いられています。

飾り立てずとも印象に残るブラックドレスは、落ち着いた大人の魅力を際立たせてくれるでしょう。

明るく幸せな存在感を放つ温かみのあるオレンジドレス

親しみやすさとあたたかさを感じさせてくれる、オレンジのドレス。

まるで柔らかな陽の光のように、花嫁の表情をふんわりと包み込み、場の空気を優しく照らしてくれます。

オレンジには「温かさ」や「前向きさ」といったポジティブな意味が込められており、祝福の場にぴったりの、明るく華やかな雰囲気を自然に引き出してくれる色です。

ひとくちにオレンジといっても、その印象は色味によって大きく変わります。例えば、淡く優しいピーチ系のオレンジは初々しさや可憐さを、深みのあるテラコッタ系のオレンジは大人らしい落ち着いた雰囲気を感じさせてくれます。

柔らかく、でもしっかりと自分らしさを表現したい。

そんな花嫁にこそ選んでほしい一色です。

自分らしいカラードレスを選ぶ、色との向き合い方

季節感やパーソナルカラー、二人のストーリーなどさまざまな視点が、カラードレスを選ぶうえでのヒントになります。自分に合ったアプローチで、「これだ」と思える一色を探してみてください。

四季に想いを馳せる色選び

「雪月花」や「四季折々」といった言葉に象徴されるように、日本人は古くから、移ろう季節の情景に美しさを見出してきました。

カラードレスの色選びおいても、日本の四季から着想を得ることで、自分らしさに自然なニュアンスが添えられます。

例えば、芽吹きを思わせる桜色やミントグリーン、爽やかなブルーや清涼感のあるラベンダーカラー、紅葉を思わせるバーガンディやゴールド、冬の冷たく澄んだ空気を思わせるシルバー、深みのあるロイヤルブルー。

日本の四季に目を向けると、カラードレス選びにも思いがけないインスピレーションが生まれるかもしれません。

パーソナルカラーを手がかりに

カラードレス選びにおいて、大切な視点のひとつが「パーソナルカラー」です。

どれほど魅力的な色でも、自分自身の肌の色味と合わなければ、時に顔色が沈んで見えたり、ドレスだけが浮いて見えてしまうこともあります。

そこでヒントとなるのが「パーソナルカラー」。パーソナルカラーとは、肌や瞳、髪の色など、その人が持っている色素の傾向をもとに、「似合う色のグループ」を導き出す考え方です。大きくは、温かみのある色が似合う「イエローベース」と、澄んだ青みのある色が映える「ブルーベース」に分けられます。

例えば、イエローベースの方にはコーラルピンクやサーモンオレンジのような柔らかな暖色が、ブルーベースの方にはローズピンクやロイヤルブルーなど、クリアで涼しげな色調がよく似合います。

パーソナルカラーを知ることで、「好み」と「似合う」が重なる一着と出会いやすくなり、色選びにも確かな手応えが生まれるはずです。

二人の思い出を色に重ねて

二人が歩んできた時間を振り返ると、心に残る色の記憶が浮かんでくることがあるかもしれません。

例えば、初めて一緒に出かけた日の夕方に見た空の色や、旅行先で立ち寄った場所に咲いていた花の色、誕生日に受け取ったブーケに入っていた印象的な一輪。

その瞬間を鮮やかに思い出させてくれる色をカラードレスに選ぶことで、特別な日の装いにそっと心を重ねることができます。

大げさなエピソードである必要は全くありません。二人にとって意味を持つ色は、案外ささやかな場面に隠れているものです。選んだ色がたとえ誰かにとって平凡な色でも、そこに込められた想いは、二人だけのもの。

二人の記憶の中にある印象的な色が、自分らしいカラードレスと出会いに繋がるかもしれません。

その色に、これまでとこれからを託して

好きな色を選ぶ。その直感は、何よりも大切な気持ちです。

けれどもそこに少しだけ、「その色が持つ意味」や「なぜ自分に似合うのか」という視点を添えてみると、選んだ一着に、より深い自信が生まれるかもしれません。

色は、ただ見た目を飾るためだけのものではなく、自分らしさや想いをさりげなく映し出す静かなメッセージでもあります。

迷いながらも、自分の中で納得して選んだ色は、そのときの気持ちも未来への願いもそっと包み込んでくれます。

その一着が、これから歩いていく道のはじまりに、寄り添う存在となりますように。

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